洗濯表示の数字は「おすすめ温度」ではない?洗う前に見る3つのポイント
服のタグにある「40」や「30」。何となく温度のことだとは分かっていても、「必ず40℃で洗う」という意味だと思っていませんか。
洗濯おけの形の中にある数字は、洗濯に使える液温の上限です。40なら40℃を超えない範囲、という読み方になります。
洗濯表示を全部暗記する前に、数字・下線・添えられた言葉の3点を見ておくと、普段の洗濯で確認すべきことを整理できます。

数字は「そこまで上げる」ではなく「超えない」
上限が書かれているからといって、毎回その温度まで水を温める指示ではありません。
洗剤側に使用条件がある場合も含め、服の表示と使う洗剤の説明を合わせて確認します。「汚れが強いから」と、表示を超える温度で洗う判断はしないようにしましょう。
特に、お湯を使うときは水道水と同じ感覚にしないこと。温度を上げてよいかを先に見るだけでも、洗い方を決めやすくなります。
おけの下の線は、洗い方の強さに関係する
同じ数字でも、記号の下に線があるかで意味が変わります。下線がないものに比べ、1本線は弱い処理、2本線は非常に弱い処理を示します。
数字だけ見て、いつものコースへ入れてしまうと、この違いを見落とします。まず洗えるか、次に温度、さらに洗い方の強さまで確認したいですね。
ただし、洗濯機の「おしゃれ着」「手洗い」などのコース名と、表示の記号を機械的に一対一で対応させないようにしてください。機種ごとの取扱説明書で、その衣類を扱えるコースか確認します。
記号のそばの短い注意書きも、洗い方の一部
タグには「洗濯ネット使用」「裏返しにして洗う」「弱く絞る」といった付記用語がある場合があります。
記号だけ読めても、こちらを飛ばすと必要な条件を見落とします。服を裏返してタグを見るときは、下の文章まで一緒に確認する癖を付けるとよさそうです。
文字が小さくて読みにくいときは、スマホで撮影して拡大すると確認しやすくなります。新しいうちに残しておけば、タグがかすれたときにも見返せます。
「洗える」から「乾燥機も使える」とは限らない
水洗いと乾燥は、別の表示で判断します。洗濯機で洗える服でも、タンブル乾燥ができるとは限りません。
洗ってから干し方に迷うより、洗う前に乾燥の表示まで見ておくと、必要な干し場所も用意できます。お気に入りの服を初めて洗う日には、特に確認しておきたい点です。
洗濯から乾燥まで任せる家電を検討している方には、ニトリのドラム式洗濯乾燥機を取り上げた記事もあります。機械の乾燥機能と、衣類側の乾燥できる条件は、それぞれ確認してください。
古い服には旧表示もあるため、見慣れない記号を現在の図と無理に同じ意味へ当てはめないこと。判断できないものや家庭洗濯禁止の衣類は、メーカーやクリーニング店へ相談しましょう。
服を買うときにも、表示は役立ちます。「家で洗えるか」「乾燥まで任せられるか」を先に確かめれば、着たあとの手入れまで考えて選べます。
参考:消費者庁「洗濯表示(令和6年8月20日以降)」「衣類の取扱表示」。操作や表示は機器・アプリの版によって異なる場合があります。


